M-1予選レポ!2018年3回戦、日程10月16日東京会場のネタ!

M-1 グランプリ2018年、現在3回戦まで進んでいます。

先日、観覧に行ってきましたので、余すところなくレポートさせていきます。

2018年10月16日東京会場の内容をお楽しみください!

M-1グランプリ2018予選3回戦、東京会場Aブロック・ダニエルズ・TEAM BANANA・ブラットピーク・鬼越トマホーク・さすらいラビー・てっくとっく・市原・キュンキュンパフェ・フルフロンタル・クマムシ

会場はルミネtheよしもとです。満席の上、立ち見もいます。審査員は皆さん放送作家さんなのですね。客席最後列で審査されます。

それでは、まずは早速、Aブロックの10組から!

トップバッターは、ダニエルズ(タイタン)。
結構勢いもあり、 3回くらい笑いの波はありました。ただ、まだお客さんは固いかな、という感じ。

次は、TEAM BANANA(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、女性コンビです。ジェラードンかみちぃの彼女ですね。
いわゆるしゃべくり漫才で、海原やすよ・ともよや、アジアンを思い出させます。小さな笑いの波はありますが、割と淡々と終わっていいます。ネタの内容は、
最近 気になったこと検索してる、という「フリーハグする女 育ち」とかだそうで。女子的な悪口ネタで、なかなか面白いですが、もう少しオリジナリティがあると良いかと思いました。

ブラットピーク(プロダクション人力舎)は男女コンビ。
カマキリの捕食をしたい、というネタ。こちらは、ツッコミの度に笑いは起こりますが、であれば、もっとボケが多くないと笑いが少ないですね。

鬼越トマホーク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は、貫禄!堂々とした腕前です。
冒頭の、「僕相方が大好きで依存しちゃってます。吉澤ひとみと酒の関係です。」で、 会場爆笑でした。ここまででは、一番のウケ方で、これは合格では?と思いました。

さすらいラビー(太田プロダクション)
安定した、シチュエーション漫才です。アメリカのコメディーに出てくるユニークキャラばかり、なのですが、ちょっと笑いのポイントが分かりにくいかなーという感じ。

てっくとっく(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は珍しい?
トリオ漫才で 若い です。トリオは勝ち上がりにくいから、2人で1人に合体 する、という斬新なネタ。ちょっとテンポがゆっくり過ぎかもしれません。

市原(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は、カメハメハを試しにやってみるのに、危ない!とめっちゃ怒る、というネタ。結構きゃが濃いのですが、まあ ややウケですかね。

キュンキュンパフェ(SMA)もトリオ。
チョイスマンというキャラが色々決めてくれる、という設定。2人がボケて、1人がツッコむ、トリオならではのネタで、 まあまあ笑いが起こっておました。

フルフロンタル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
幼稚園からの幼馴染というコンビ。 プッチンプリンだけという1つのテーマだけで最後まで。ちょっと無理があったかな、と、やんわりな笑い。

クマムシ(ワタナベエンターテインメント)、でましたね、皆さん覚えていましたか?私は忘れてました。冒頭は「あったかいんだからー」を封印して、唐突に歌う、というオチですが、残念ながらウケず。これは厳しそうです。

ここまでで、Aブロック終了です。いやあ、3分は短いですね。
ネタ時間は厳密で、3分超えるとアラート音、3分30秒で爆発音とともに強制終了します。芸人さんの出番と出番の間もほとんどなく、ここら辺で休憩入れてもらわないと、確かにしんどいです。



M-1グランプリ2018予選3回戦Bブロックポールマン・ういろうプリン・プリンセス金魚・男性ブランコ・じぐざぐ・オズワルド・たぬきごはん・ダンビラムーチョ・ダイタク・バビロン

続いてBブロックです!

ポールマン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
自虐ネタっぽいがゴミアスファルトの下のセミ しゃべくりはなかなかお上手ですが、まあまあなウケ具合ですかね。

ういろうプリン(プロダクション人力舎)
なぜか相方にキスしようよ、と誘うネタ。断ると、食パンごしに!となるものの、 8マイ切りは無理! ダブルソフトなら!とか すごいテンポ でこれはウケましたねー。お客さんの笑いのスイッチも入ってきてるのかもしれません。

プリンセス金魚(ワタナベエンターテインメント)はシチュエーション漫才。バーにすごいい女が来て、という良く練られて出来が良いかと思います。
前説 四千円 バーに来た女 なかなかの

男性ブランコ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
なんだか似ている2人の 淡々としたコント 卒業式 ホグワーツ魔法学校

じぐざぐ(プロダクション人力舎)
1人のキャラが大分濃い!カスタネットキャラ こギャグが多い のですが、そこまでウケないんですよね。

オズワルド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
こみらは友達ちょうだい 道徳難しくてついてけなかった かなりなんでやねん

たぬきごはん(松竹芸能)は男女コンビで異色!
西園寺あやめ お嬢様と執事の設定で、良く出来ているネタのようですが、イマイチ笑うポイントが・・・

ダンビラムーチョ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
爆笑の田中似 怖いもの 貞子 おじさん こちらもそれほどのネタ内容ではないと思うのですが、勢いとかでウケましたねー

ダイタク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は良かったです!喋りが上手くて、双子ならではネタ。
どっちでもいい マナカナに告白されたら ダムとジョイサウンド、どっちでもいいでしょ。という、会場は 大ウケでしたね、これは合格間違いなし。

バビロン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
いやあ、ぱわーすごい マッチョ トリオで、筋肉ネタというか、まあつい笑っちゃうけどね。

Bブロックも終了、これでやっと半分です。もはや会場は笑い待ち。きっかけさえあれば、皆さん笑ってくれます。やはり出番の順番は大事ですよね。
そして、3分の使い方も。3分で笑いを沢山入れてくるネタは強いですね。そして、ライブなので勢いはとっても大事だと感じました。



M-1グランプリ2018予選3回戦インデペンデンスデイ・ねじ・バーニーズ・うるとらブギーズ・ロビンソンズ・馬鹿よ貴方は・全力じじぃ・フカミドリ・しゃもじ・ゼスト

それでは、Cブロックです。

インデペンデンスデイ(浅井企画)は、まあまあな笑いかな。「牛丼まつり」なネタでした。

ねじ(ケイダッシュステージ)は、ベタな設定ではある「娘さんを僕にください」なシチュエーションですが、聞いていて全然わからない秋田弁。なかなかウケましたね。

バーニーズ(マセキ芸能社)は、実は特技に絶対音感がある、ということですが、それ本当かよ?というツッコミも全て音階にして返すという荒業で、勢いがあるせいか、けっこうウケました。

うるとらブギーズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は、シチュエーション漫才のようでいて、演技が恥ずい、とつい笑ってしまう、というネタ。

ロビンソンズ(ワタナベエンターテインメント)は、50音の2つの行だけで何でも返すわ、というネタで内容としてはうまい!結構ウケましたが、綺麗なネタなので、ちょっとむずかしいかもしれません。

馬鹿よ貴方は(サンミュージックプロダクション)は本当に間がすごい! 間が長過ぎるので、3分は短か過ぎですね。これは厳しいかも。

全力じじぃ(SMA)は、いつも通りのひょうきんネタ。ただ、これは今回のお客さんにはハマらないかな。ギャグに厳しい反応な気がします。

フカミドリ(マセキ芸能社)は正統派しゃべくり。俺はいつ大谷翔平に抜かれたのか?というトークでした。

しゃもじ(マセキ芸能社)は、いつものコントを漫才にしただけ。英語の授業でした。まあ、いつも通りですが、やや飽きているのは私だけでしょうか。

ゼスト(ワタナベエンターテインメント)はすごいネタでした。面白いとかいうより、噛まずにすごかったです。

これでCブロック終了!あとは最後のDを残すのみです。



M-1グランプリ2018予選3回戦Dブロック・太陽の小町・納言・ロングロング・マカロン・エル・カブキ・宮下草薙・世間知らズ・大自然・ランジャタイ・ニューヨーク・さらば青春の光

太陽の小町(ラフィーネプロモーション)は男女コンビ。好きな人にパンを作る、というもの、こちらも時間が足りなかったかな。

納言(太田プロダクション)もまた、男女コンビ。ずいぶんヤンキー姉さんな女性キャラは良かったですね。

ロングロング(ケイマックス)もなかなか、しゃべくりが良い感じ。なぜか毎月模様替えがされている、という妙なイタズラ、という。結構ウケました。

マカロン(SMA)は風邪の看病、コント風でしたね。女子キャラを演じた方はなかなか濃いキャラでした。

エル・カブキ(マセキ芸能社)は時事ネタで、爆笑問題を思い起こされます。喋りが上手で、それなりにウケました。

宮下草薙(太田プロダクション)、今回はファミレスバイトがテーマ。間がすごいですが、まだ芸歴浅いのに、この間に耐えるのはすごい。今回面白かったフレーズは、「 笑顔と元気は昔色んな人にとられてしまって」でした。これも合格いけるのではないでしょうか。

世間知らズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、こちらもいつも通り、西田の変なキャラギャグを挟んでいきますが、今回のお客さんにはハマらないですね、イマイチ笑いは起きず。

大自然(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
良い声から始まり、料理番組の設定で、内容はまずまずでしたが、時間オーバーのボカン!だったので、これは厳しいですかね。

ランジャタイ(フリー)は相撲ネタ、なぜかウサインボルトが出てきたりする謎のランジャタイワールド炸裂で、意外にも客席は爆笑。比較的一般ウケするネタが功を奏しましたね。

ニューヨーク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)も堂々としていて、二人共身長が高くてシュッとしてますね。カッコ良かったです。そして、エレベーター内のネタも面白かったので、いけるんじゃないかな、と思いました。

そして!トリ!
さらば青春の光(ザ・森東)はもう、圧巻でした。キングオブコントの決勝常連、舞台慣れしているのか、コントではなく、漫才でも面白かったです!今日イチ笑いが大きかったですね、さすがです。落ち着いていて、人生を野球例えたりしていくネタでした。これは次も楽しみですね!

いやあ、M-1予選、3回戦41組、見るのも疲れますが楽しかったです!