今回は、また変わったキャラクターのピン芸人をご紹介します。
タイタン所属の、脳みそ夫さんです。
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おもしろ荘でブレイク!脳みそ夫の本名・身長・出身大学は?
こちらが脳みそ夫さんです。
かわいげな見た目ですが、年齢は38才と結構いっています。
なんだか、シュールなネタが多く、最初は笑えなかったのですが、見ているうちにだんだん癖になります。
出身大学は法政大学。
大学時代は落語研究会に所属していたということです。
なかなかの偏差値の大学ですが、卒業後は3年ほどパチプロをしていたそうです。
スパローズほどでは無いですが、なかなかの破天荒、クズぶりです。
プロフィールは下記ですが、なぜか本名は秘密です。
生年月日:1980年1月22日
出身地:千葉県
血液型:B型
特技:脳みそ夫コンボ/なぞかけ/大喜利/味噌
趣味:読書/工作/散歩
そして、なぜか身長も非公開。身長低そうではありますが、隠すようなことなのでしょうか。
正直、そこまで売れるとは思っていませんでした。
しかしながら、最近のじわじわとした浸透度合いがすごいです。
実は結構売れているのでは、と推察します。
お笑い芸人になったのは2005年。
2007年に、「キングオブフリー」という賞レースで優勝しました。
芸能事務所に所属していない芸人のトーナメントでの、勝ち上がりだそうです。
タイタンに入ったのは2014年です。
本名については内緒、非公開ですが、芸名がこれなので、気になりますよね。
この芸名は芸風と関係ないし、つまらないと思っていたのですが、歴史を聞いて納得。
もともと、「脳みそ漫才」というの8年くらいやっていたそうです。
設定が、事故にあって脳みそだけになってしまった相方との漫才です。
培養液に浮かんだ脳みそだけの姿の相方との掛け合いをします。
本人は、「当時は中二病みたいな感じだった頃」と言っていますが、これは、好きです。
脳みそがボケて、みそ夫さんが普通に突っ込んでいて、
脳「口は悪いが、ハートは熱いんだ」
みそ夫「口もハートもないけどな!」
とか面白いです。
このころは、見た目もしゃべり方もごく普通でした。ただ、このころから、「こんちわ~っす」はやってました。
やっぱり漫才は良いな、と思います。脳との漫才だけど。
この漫才お見せしたいのですが、もう動画が残ってないんですよね、残念です。
ピン芸人の頂点・R-1ぐらんぷりには、2016年と2017年、2年連続準決勝に進出しています。
2018年は期待されていましたか、結果については、3回戦敗退となってしまいました。
こちらもあまり知られていないでしょうが、2012年から一時期コンビを組んでいたことがあります。
伽内祥人さんとのコンビ「レモねぇーど」として活動しており、M-1にも出場しています。
また、2017年のM-1では、ギフト☆矢野とのコンビ『やのみそ夫』として3回戦まで進出できました。
脳みそ夫のネタ動画「聖徳太子」、「モーツァルト」、「石油王」など。面白い?面白くない?
ネタで有名なのは、OL聖徳太子やモーツアルト、アラサー武士とか、ちびっこ石油王なんかも面白いです。
独特のキャラが20種類もあるそうです。
確かに、どれも一度見たら忘れにくいです。
個人的には、「フルーツ女子 くだもの子」のネタについては、衣装はかわいいけど、イマイチ面白くないかと思います。
なんか、ダジャレが続くだけのネタで、いくらダジャレを連発されても、クスリともできません。
アラサー武士だったりは、設定が面白いので、「武士だって、OLするっつ~の!」という世界観が笑えます。
女子会中に、ちょいちょい忍者がくるのを倒していて、おかしいです。
あとは、彼氏に打った矢文が未読スルーされている、とかも笑いました。
基本的にはゆる~い感じの「こんちわ~っす」「トホホ」とかが特徴です。
いちいち口をとがらせるのが腹たちますが、にゃんこスターと同じ感じですネ。
脳みそ夫の映画主演や、原宿のカフェ、スタンプ販売も!
なんと、2017年2月には映画の主演を務めています。
本人も、映画の話が来た時はドッキリに違いないと思ったそうです。
「くも漫」という映画で初主演です。すごいですよね。
監督曰く、「風俗で倒れた男の話なので、愛嬌が大切だった。脳さんの動画を見たら可愛らしかったので」、と起用したそうです。
原宿にはカフェが出現、「こんちわ~すカフェ」だそうです。
スタンプはこんなです。
脳みそ夫がポニーキャニオンから、脳みそ夫体操でメジャーデビュー
脳みそ夫作詩・作曲の「脳みそ夫体操」がシングルとしてCDデビューです。
ポニーキャニオン、ちゃんとしたレーベルからですね、すごいです。
脳みそ夫体操は、女子中高生などに人気で、かわいい女の子たちが動画をアップして拡散しているということで、人気になっています。
ショート動画アプリの「Tik tok」では、20万以上の投稿があるということ。
脳みそ夫の動画を見ると、イラっとする感じですが、JKとかが踊っている動画は、すごくかわいい!
これは見ちゃいますね。
メジャーデビューする前も、1000人コンボに挑戦、という企画をしていました。
1000人と脳みそ夫体操を一緒にダンスできたら、デビューできる、というもの。
その過程も、「みそチャレ」として公開しています。
一番初めに一緒に踊ってくれたのは、カミナリの二人でした。
最後は憧れの爆笑問題のお二人と一緒に踊る、という条件も達成しました。
いやー、売り方とかが上手ですよね。
今時、SNSを活用しないと、人に知られないんですね。
脳さんのTwitterフォロワーは4万人を超えていて、これは影響力がありますね。
もちろん、日本でフォロワー数1位の有吉弘行さんの710万人には及びませんが。
芸人さんのネタが、いくら上手でも、知られないことには売れようがありません。また、正統派ネタが好きな、生粋のお笑いファンというのも、限られています。
大きく売れるためには、普段お笑いに興味がないような人達にも、認知してもらわなければいけないですね。
これからの芸人さんは、SNSでの拡散を狙うべきです。
ちなみに、タイタンの公式ホームページには、芸人さんの動画まで載せてあります。
これも良いPRだと思います。
やはり、写真だけではなく、芸を見せてなんぼですから。
タイタンは爆笑問題の太田さんの奥さんが社長さん。
面白い事務所ですよね。
脳さんは、元々学生の頃から、爆笑問題が好きだったということなので、同じ事務所になれて良かったですね。
映画出演、LINEスタンプ販売、CD発売、カフェ・・・と並べていくと、余計なお世話ながら、かなり稼いでいるのではないかと、思ってしまいます。
ライブチケットも即日完売したりするそうですよ。
本当にこんなに人気が出るとは信じられません。
脳みそ夫の雑誌インタビュー記事【日経エンタテインメント】
日経エンタテインメントのお笑いSpecial2018の脳みそ夫さんのインタビューをご紹介します。
もともとは地下芸人だった脳みそ夫さん。ちなみに、地下芸人仲間には永野さんとかがいます。アングラで脳みそ漫才とかをやっていた頃のことを、ご自分では拗ねていた、尖っていた、と振り返っています。
確かに、中二病じゃないですが、人にわかってもらいやすい笑いではないですよね。しかしながら、事務所経由のオーディションに通ううちに、これまでの芸風では厳しいと感じて、テレビを意識するようになったそうです。タイタンに所属したことが転機となったんですね。
テレビを意識したことで、OL聖徳太子やアラサー武士といった見た目でわかりやすいキャラクターが生まれたそうてす。
しかも、タイタンへの所属は、脳みそ夫さんの親子さんにとっては「34歳になってようやく息子が就職した」という感じで大変喜んだそうです。
比較的知られている、爆笑問題所属事務所、ということで、親御さんにとっては、名のある会社に就職できたかのような気がするんでしょうね。
ご本人の野望としては、「こんちわ~っす」で「そだね~」を超えて流行語大賞を狙っているそうです。
どうでしょうね(笑)。
これからも、脳みそ夫さんの活躍に注目です!